Q&A 防水板への質問・疑問にお答えします。
それだけに普段なかなか対策が進まない案件ではないでしょうか?
不安を感じたまま過ごすより、まずは情報収集から始めてみましょう。
今号では、浸水を防ぐ防水板について当社に寄せられるお問い合わせと回答をご紹介します。
ぜひ、参考になさってください。
防水板を初めて検討される方
Q1 浸水を未然に防ぎたいのですが、対策が先延ばしになっています。
実際に防水板を導入している方々の決め手はなんですか?
A
ここ数年増えているのは、「浸水被害のニュースをみて、危険を感じた」という方や、「ハザードマップを見て浸水エリアに入っていた」という理由です。また、「マンションに古い鋼製の防水板がついているが、重くて何枚もあり、いざというとき管理人さんが運べない」ということで、防災備品の点検時に買い替えを決めるケースもあります。
Q2 浸水対策というと一般的に土のうで防ぐイメージがありますが、土のうではだめですか?
A
土のうでもある程度の効果が見込めますが、建物開口部からの水の侵入をガードするには、1つ約20㎏という重さの土のうが数多く必要になり、運んで積み上げる労力や人手など大掛かりになります。また、経験者がうまく積まないと水圧で崩れたり、隙間から泥水が入り込んだりと効果が不十分なことや、保管場所や処分に困るという声も聞かれます。
【防水板と土のうの止水性能比較】
Q3 防水板は高額なイメージがあるのですが、導入するメリットはありますか?
A
被害を未然に防ぐことで、むしろ大きな出費を抑えることができます。特にビルやマンションの電気設備や受変電設備が浸水した場合には、エレベーター、給水設備等のライフラインが一定期間使用不能となるなど被害は甚大です。また、店舗や居住スペースでは一度浸水すると消毒が必要で、水が引いてもカビや臭いがとれないといった衛生面のほか、建物内部の見えないところへの影響にも不安が残ります。そこで、地方自治体では、住民や法人の安全と資産を守るために防水板の設置に助成金制度を設けて推進する地域が増えています。
・防水板設置の助成金制度の関連記事を見る(浸水対策ナビNo.11へ)
Q4 防水板の種類にはどのようなものがありますか?
A
例として、シート式、脱着式、上部収納式、起伏式、防水シャッター、防水扉、などがありますが、設置場所や用途によって選び方が異なり種類も様々です。なかでも止水性能が高いタイプは設置工事が大規模になる傾向にありますので、用途に合った最適な防水板選びが大切です。
・住居・事務所・店舗などの対策例を見る(浸水対策ナビNo.14へ)
・台風災害への対策と工場や倉庫など大型施設対策例を見る(浸水対策ナビNo.13へ)
Q5 今まで浸水被害にあったことがないのですが、ハザードマップで浸水エリアになっていました。
A
毎年のように記録的豪雨が観測され、今まで浸水エリアではなかった場所が浸水エリアになっている場合もあります。更新頻度は自治体ごとに異なりますが、最新版を確認するようにしてください。国土交通省「ハザードマップポータルサイト」から検索することができます。
具体的に導入を検討されている方
Q6 過去に浸水被害にあっているのですが、どの防水板が良いのかわかりません。
A
現地調査を行い設置場所の状況を確認して、最適な防水板をご提案します。
写真や図面をご準備いただけるとよりスムーズです。ご相談・お見積もりは無料※にて承っております。お気軽にお問い合わせください。
※離島、遠方地など別途費用が発生する場合がございます。
Q7 九州の店舗に設置したいのですが、九州管内での実績はありますか?
A
全国に支店があり、多くの実績があります。防水板「オクダケ」だけでも年間1,000台以上、さまざまな実例をふまえたご提案が可能です。
Q8 注文から設置まで、どれくらいかかりますか?
A
設置が簡単な防水板「オクダケ」の場合、ご注文から約1か月で製作いたします。取り付け設置工事は早いケースでは半日程度で完了します。
Q9 工事後のアフターメンテナンスや保証などはありますか?
A
保証期間は2年間となっており、メンテナンスも対応いたします。使用時に性能を発揮するため、年1回以上の定期点検をおすすめしています。
Q10 数日前の豪雨で近所の河川が氾濫し、自宅が床上浸水しました。
今後の対策として防水板を設置したいのですが、個人宅にも設置可能でしょうか?
A
設置の可否を含め現地調査を行ったうえで、最適な防水板をご提案いたします。
Q11 既存建物の改修に伴い、防水板の設置を検討しています。
図面をもとに見積もりをもらえますか?
A
図面をもとに概算見積もりを提出させていただきます。
Q12 マンションの地下にある分電室、ポンプ室、変圧室の防水対策を検討しています。
おすすめの製品はありますか?
A
防水ドアをおすすめします。電気設備では、濡れた状態のまま通電すると感電や火災の危険性があるため、止水性能の高い防水対策を備えておきたい場所になります。
すでに防水板を設置されている方
Q13 設置済みの防水板も助成金の対象になるのでしょうか。
A
対象になりません。導入前に各自治体にご相談ください。
Q14 防水板を設置して3年経ちます。まだ不具合は発生していないのですが、
メンテナンスは必要でしょうか?
A
止水ゴムが切れたり、劣化したりしている場合にはゴム交換が必要になります。最寄りの営業所にご相談ください。
防水板の設置は鈴木シャッターへご相談ください
株式会社鈴木シャッターでは、弊社スタッフが現場調査を行い、お客様にとってベストな浸水対策をご提案しています。長年にわたって防水板を自社で開発・製造・販売・施工しているほか、定期点検やメンテナンスなどのアフターフォローも充実しています。大切な資産を浸水被害から守るためにも、まずはお気軽にご相談ください。