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「浸水対策ナビ」マガジン
【新商品】1.5mの高水位に対応!
「アピアシャット高水位仕様」2023年6月26日発売
「浸水対策ナビ」マガジン【No.21】
各地で豪雨被害が増加している近年、防水板の新規導入や付け替えをするなら、より高い水位に備えておきたいというお客様の声が増えてきています。 そこで鈴木シャッターでは、最高水位1.5mまで対応する脱着タイプ防水板「アピアシャット高水位仕様」を発売。万全の備えによる、より大きな安心をお届けします。

ハザードマップの想定水位、区域の見直し


現在、多くの自治体の「洪水ハザードマップ」は、1000年に1度の大雨を想定して作成されていることをご存じでしょうか。 2015年に国の水防法が改正されるまでは、100年~200年に1度の雨を想定して作成されていました。しかし近年、過去の観測を超えるような豪雨発生の可能性が高まっていることを受け、ハザードマップの想定レベルや浸水想定域が引き上げられています。
浸水による損害は、建物や設備機器など財産全般に及び、一度被災すれば事業や活動の再開までに長い期間を要します。2018年の梅雨時期に西日本を中心とし全国的に広い範囲を襲った集中豪雨「平成30年7月豪雨」では、学校が1、2カ月の休校を余儀なくされ、完全な復旧まで1年以上かかるケースもありました。こうした事態を受け、文部科学省では2023年5月に「水害リスクを踏まえた学校施設の水害対策の推進のための手引」を公表し、重要なエリアの浸水を防ぐ対策に、止水板(防水板)の設置を挙げています。

最高ランクの止水性能はそのままに対応水位1.5m

アピアガード「アピアシャット高水位仕様」は、対応水位1.5m。(従来品は対応水位1m)
「洪水ハザードマップ」で1mを超える浸水想定区域が増えているなか、それ以上の浸水高に対応すべく開発しました。止水性能は従来の脱着式防水板アピアシャットシリーズ同様、最高ランクWs-6相当*を実現しています。

■止水性能
三方枠タイプWs-6相当[1ℓ/(h・㎡)以下]
沓摺タイプWs-5相当[4ℓ/(h・㎡)以下]

※漏水量は当社実験値であり保証値ではありません。設置場所により性能が異なる場合があります。
*JIS A 4716はシャッターや扉などの建具型の浸水防止用設備に関する規格であるため、漏水量等級を“Ws-○相当”と表記しています。

パネルを3段重ね、ハンドルで締める簡単設置


鈴木シャッターではお客様とご相談・現地調査のうえ、国内一貫生産体制で建物にぴったり対応した防水板をお届けしています。設置場所に合わせて、選べる床面仕上げ3タイプ(三方枠・沓摺・下枠なし)をご用意。アピアガード「アピアシャット高水位仕様」では、防水板を上段・中段・下段の3分割方式にして、3枚を重ねて締め付けハンドルで固定するだけ。パネル1枚の重さを20~24kgに抑え、持ち運びや設置のしやすさに配慮しています。持ち上げるときにどこでも持ちやすいよう、ロングタイプの取っ手をつけています。

■参考価格(サイズ:W3,000mm H1,500mmの製品代)
三方枠タイプ2,451,000円(税別)
沓摺タイプ2,249,000円(税別)

※取付工事費・搬入費・諸経費は含まれておりません。

■設置時の注意事項
・防水板設置後は乗り越えることができません。安全なエリアへの避難ルートの確保をした上でご使用ください。
・防水板設置後は部屋内に留まらず、浸水ラインより高い安全なエリアに避難してください。
・本製品は真水の静水圧に耐えるように設計されています。流水や波による動圧、漂流物の衝突荷重には対応していません。
・本製品設置時は安全のため、必ず2名以上で作業してください。

万一の災害時に備えて知っておきたい情報

■鈴木シャッターが実現する最高ランクの止水性能について
浸水対策ナビマガジンNo.15へ →

■文部科学省「水害リスクを踏まえた学校施設の水害対策の推進のための手引」の公表について
文部科学省ホームページへ →

■お住いの地域のハザードマップを確認
ハザードマップは、地域ごとに過去の災害や降雨データをもとに作成され、
河川の氾濫、内水氾濫、津波などによる浸水予想状況や各地域の避難所が記載されています。
ハザードマップを参考に浸水に備え、いざというときの避難場所などを確認しておきましょう。
国土地理院「ハザードマップポータルサイト」へ →


防水板の設置は鈴木シャッターへご相談ください
株式会社鈴木シャッターでは、弊社スタッフが現場調査を行い、お客様にとってベストな浸水対策をご提案しています。長年にわたって防水板を自社で開発・製造・販売・施工しているほか、定期点検やメンテナンスなどのアフターフォローも充実しています。大切な資産を浸水被害から守るためにも、まずはお気軽にご相談ください。

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