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「浸水対策ナビ」マガジン
【新商品】ゲリラ豪雨にも慌てずスピード設置!
アピアガード「起伏タイプ 手動跳ね上げ式防水板」 2023年10月12日発売
「浸水対策ナビ」マガジン【No.24】
ゲリラ豪雨(局地的大雨)の頻発によって、雨の降り始めから短時間で浸水被害におよぶケースが全国の都市部で増加しています。待ったなしの状況下で起きる「都市型水害」から施設を守るために、鈴木シャッターでは、防水板アピアガードシリーズに新たなラインナップとして「起伏タイプ 手動跳ね上げ式防水板」を発売しました。

防水板が「都市型水害」から施設を守る


局地的で短時間に激しく降る大雨、いわゆるゲリラ豪雨が、「都市型水害」を招いています。都市部では、地面の多くがコンクリートやアスファルトで覆われているため、雨水が浸透しにくく、豪雨時には大量の雨水が排水溝や中小河川に一気に流れ込んで氾濫を起こしやすくなるからです。そのため透水性舗装や地下の調整池など公共インフラ整備が検討・実施されていますが、記録的といわれる大雨にいつ見舞われるかわからない今、民間事業者の皆様もそれぞれ浸水対策をして減災に取り組むことが必要とされています。

例えば、東京都が掲げている「TOKYO強靭化プロジェクト」(2022年12月発行『概要版』)では、浸水に伴う被害拡大の防止策として防水板(止水板)の設置が明記されています。

point1 床面パネルを起こすだけで速やかにセット完了


「都市型水害」は、雨の降り始めから浸水被害まで、事態の進展が速いのが特徴です。
そこで鈴木シャッターでは、普段は出入口前の床面パネルになっていて、非常時に起こせば防水板になる「起伏タイプ 手動跳ね上げ式防水板」を開発しました。オフィスや店舗の出入口、マンションのエントランス、地下街や地下施設への出入口など、さまざまな開口部に対応します。防水板(止水板)を運搬することなく、その場で簡単に設置できるので、短時間で迫る浸水被害も速やかにくい止めることが可能です。
*自動車の通行はできません。

【3ステップでスピード設置】設置時間:1人で約1~2分
手動跳ね上げ式防水板はパネル運搬不要。いつでもすぐにセットが可能です。ガススプリングによるアシストがあるので、重いパネルを手動で起こすことができます。

使用後は上記と逆順の3ステップで収納でき、保管場所を別に設ける必要がありません。

「起伏タイプ手動跳ね上げ式防水板」WEBカタログはこちら →

point2 漏水実験で実証、最高ランクに相当する防水性能


「起伏タイプ 手動跳ね上げ式防水板」の止水のしくみは、床面パネルを起こした後にロックペダルを足で踏み込んで、建物側に取り付けたレール内の防水ゴムに、ステンレス製のパネルがしっかりと押付けられることにより水の侵入を防ぎます。その防水性能は、漏水実験の結果、最高ランクのWs-6相当です。これは1時間あたりの漏水量がわずか約1ℓであることを示しています。

※漏水量は当社実験値であり保証値ではありません。設置場所により性能が異なる場合があります。
※漏水量による等級はJIS A 4716による等級(Ws)で表記しておりますが、シャッターや扉などの建具型の浸水防止用設備に関する規格であるため、Ws-6”相当”と表記しています。

【参考】防水板の止水性能基準とは。漏水量はどのくらい?
■浸水対策ナビマガジンNo.15へ →

point3 スッキリと美しく納まり、対応水位は最高1m


建物の出入口前に設置する「起伏タイプ 手動跳ね上げ式防水板」は、床面に美しく納まるように配慮されたきめ細かな設計と意匠性へのこだわりが特長です。

・パネル開閉に3つの回転軸を使った独自の可変軸機構*で、建物とパネルの間を最小限に
・建物側に取り付ける常設レールはスリム設計で、エントランスのデザインに一体化
・パネルを納めるケーシングの掘り込みの深さや奥行きもコンパクトでスッキリ
・石貼りやタイル貼りなど、設置場所の床面に合わせた意匠性の高い仕上げが可能

*パネル開閉に3つの回転軸を使用することで取付面とのスペースを最小限に抑える機構〈特許出願中〉

point4 耐久性に優れたステンレス製、メンテナンスにも配慮


「起伏タイプ 手動跳ね上げ式防水板」の素材は、耐久性に優れたステンレスを主に使用しています。パネルはもちろん、パネルを納めるケーシングもオールステンレス製です。スチール塗装品に比べ、サビや経年劣化に強く、ランニングコストの削減につながります。
また、防水ゴム(消耗品)交換はパネルをつけたまま作業ができるほか、パネルを開ける操作をアシストするガススプリングは国内メーカー品を使用し、メンテナンス性にも配慮しています。

※ステンレスの防錆性を保つためには定期的な清掃などのメンテナンスが必要です。
※防水ゴムの交換にはメンテナンススペースなどの条件があります。
※ガススプリングの廃盤などにより代替品での修理対応となる場合があります。

水害対策は防水商品が充実した鈴木シャッターへ


鈴木シャッターは、2023年に創業120周年を迎えたシャッターの老舗メーカーです。近年は急増する浸水被害に対応した防水商品の研究開発に力を入れ、気象の変化やお客様の幅広いニーズを捉えて、商品バリエーションを充実させております。
国内一貫生産体制で実現する、高品質・コストパフォーマンス・丁寧なメンテナンス対応も私たちのセールスポイントです。

浸水対策をお考えになられたら、まずはこちらよりご連絡ください。

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