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「浸水対策ナビ」マガジン
防水板の備えが経営リスクを回避し、会社の信頼を守る
【事例】東京都・株式会社シナリオプリント様
「浸水対策ナビ」マガジン【No.23】
もしも会社や店舗が浸水被害にあったら? 施設・設備の復旧に費用がかかるだけでなく、業務がストップし損害はさらに膨らみます。今回はゲリラ豪雨の被害を想定し、鈴木シャッターの防水板を導入された株式会社シナリオプリント様に導入の背景やプロセスを伺いました。

<概要>
・導入先:株式会社シナリオプリント様
・所在地:東京都品川区大崎
・設置場所:賃貸マンション1階
・浸水リスク:0.5~1.0m未満(出典:品川区浸水ハザードマップ)
・導入製品:簡易脱着防水板 アピアガード「オクダケH」

印刷事故ゼロを維持するため浸水対策を検討


ーまずは御社の事業概要をお聞かせください。
当社は1988年創業の台本専門の印刷会社です。ドラマ、バラエティー番組、映画、舞台、アニメなどの各種台本を、代行入力から印刷、製本、梱包、発送まで一貫して行っています。台本は印刷の中でも特にスピードが求められるので、24時間営業・年末年始を除く年中無休体制で、都内であれば基本的に「翌日納品」で対応しています。

ー防水板を導入された背景を教えてください。
「翌日納品」は、印刷事故ゼロが前提でなければできません。ですから機械の故障はもちろん、災害による被害はできる限り未然に防いできました。特に当社は紙を扱っているので濡れたらアウトですし、機械も大型で特殊なので水をかぶった場合の修理も容易ではありません。
以前はビルの2階を借りていたので浸水被害までは考えていませんでしたが、移転してきた今の場所は、1階で広くなり搬出入等の作業効率が上がった半面、浸水の心配が出てきました。

現地調査と丁寧なヒアリングで製品を決定


ー具体的にどのように検討を始めたのですか。
移転後すぐに品川区の浸水ハザードマップを確認しました。当社の場所は、ちょうど「目黒川が氾濫した場合の浸水区域」の境界にあたる微妙な位置でしたが、近年はゲリラ豪雨が増えていることから、早めに浸水対策を検討しておいたほうがよいと考えました。
防水板メーカーのホームページを何社か検索したうちで、写真から設置イメージがわかりやすかったのが鈴木シャッターさんでした。ネットでカタログ請求をしたところ、営業の方から直接メールで連絡があり、無料で現地調査ができると知りお願いしました。レスポンスが早く、丁寧な対応に安心できたことが最終的に鈴木シャッターさんに決めた理由です。


ーアピアガード「オクダケ」採用の決め手は何でしたか。
当社は24時間交代制で稼働しているので、常に社員全員がそろうことはありません。そのため防水板も少人数でパッと設置できないと困ります。ほかにも現地調査とともにいろいろと私たちが望む条件を洗い出していただき、総合的に一番合うものとして勧めてくれたのが、アピアガード「オクダケ」でした。
たとえば、急に浸水の危機が迫ったときには、社員が1人で防水板を設置することもあり得るため、1枚のパネルが軽く、屋内からスッとレールにはめるだけの手軽さは特に気に入った点です。パネルの幅も1ミリ単位でオーダーメイドだったので性能面でも安心できました。

助成金の申請も的確なサポートでクリア


ー品川区の助成金制度を利用されましたが、申請はスムーズにできましたか。
助成金を利用する場合、申請が受理される前の事前着工はできないので、書類に不具合があると差し戻しになってロスタイムが生じてしまいます。当社では一日も早く防水板を設置したいと考えていたので、鈴木シャッターの営業の方に書類作成をサポートしていただきました。
また、当社のように賃貸施設の場合は防水板の設置には管理会社の許可が必要でした。これについては設置イメージをCGで作成し、ビスのサイズや数まで示した資料を用意してもらったことで快諾をいただけました。


ー納品までのプロセスには満足されていますか。

当初は費用面の課題から、土のうで対処することも考えていたんです。しかし、具体的に防水板と比較してみると、設置の労力、時間、保管場所など、あらゆる点で土のうは現実的ではないと思いました。今回は助成金を利用できたこともあって、費用負担を抑えてベストな防水板をスピーディーに導入できたことに満足しています。先日の納品時には営業の方から設置手順のレクチャーを受けました。撮影した動画を全社員で共有することで浸水対策を徹底し、これからも当社は全力でお客様の信頼に応え続けていきたいと思います。

株式会社シナリオプリント代表取締役の下西啓正様

【弊社担当者より】
防水板の設置は鈴木シャッターへご相談ください

台風やゲリラ豪雨など自然現象そのものは防げませんが、防水板で防げる被害があります。今回ご紹介した株式会社シナリオプリント様は、雨が多いシーズンを前に最短での納品を希望されていましたので、工場や施工の部署とも綿密に連絡を取りながら、当日も立ち会いを行うなど、どのプロセスも速やかに進めてまいりました。このような対応ができるのも国内一貫生産体制をとっている当社ならではです。
企業防災の一つとして防水板を検討される際は、鈴木シャッターにご相談ください。助成金制度が利用できる地域の場合は、申請も含めてサポートさせていただきます。賃貸物件での導入事例もございますので、ぜひお気軽にお声がけください。

■助成金を利用した防水板の導入事例はこちらもご覧ください。
浸水対策ナビマガジンNo.11へ→

■地域ごとのハザードマップを確認
国土地理院「ハザードマップポータルサイト」へ →

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