「防水板」助成金の活用事例をご紹介。
しかし、現実には費用面から後回しになってしまうという声も多く聞かれます。そこで鈴木シャッターでは、各自治体の助成金制度の利用をご提案しております。
助成金とは?
助成金は、企業・店舗・住宅などに対して、防水板の購入や設置工事費用の一部を助成する制度です。助成金制度情報は、各自治体のホームページで公開されています。
まずは該当地域で、制度の有無や詳細を確認してみましょう。
注)制度の内容は自治体によって異なります。また、補助金・助成金は
必ず支給されるものではなく、条件・予算状況によって支給されない場合があります。
ここでは、助成金を使った2つの設置事例をご紹介します。
【事例紹介 1】工場・倉庫・事業所の防水板設置例
浸水被害をきっかけに包括的なBCPを策定
東京都三鷹市 部品加工 Y社様 助成額は費用の1/2 上限1,500万円(2021年実績)
Y社様の本社工場は、ハザードマップの示す浸水レベルが比較的低い地域に立地していたにも関わらず、近年の気候の変化で浸水被害を経験しました。
これを機に同社では、特殊な部品製造を担う企業の責任を遂行すべく、本格的にBCP(事業継続計画)の策定に乗り出しました。
東京都の助成金制度をCHECK
東京都では、予期せぬ事態に備えた「BCP(事業継続計画)」を策定した中小企業や小規模企業を対象に、必要な物品や設備の導入にかかる費用の一部を助成しています。
■助成対象:【水害関連】災害水害対策用物品設備(土嚢、止水板等)の購入・設置
※ハザードマップの提出が必要
■助成率:中小企業者等は助成対象経費の1/2以内、小規模企業者は助成対象経費の2/3以内
■助成額:助成上限額1,500万円(下限額10万円)
★詳しくはこちら「公益財団法人 東京都中小企業振興公社」ホームページ
【 事例紹介 2】住宅の防水板設置例
自宅の水害対策で暮らしの安心を確保
広島県広島市 戸建住宅所有 K様 助成額は経費の1/2 上限50万円(2021年実績)
K様の戸建住宅は、新築当初は水害の心配はなかったものの近隣の畑の土壌改良後、大雨になると目の前の農業用水から水があふれるようになり、2019年の豪雨災害時も50cmまで浸水しました。
その後も、頻繁に玄関に水が入るようになったため、手軽に設置でき、止水性の高い防水板の設置を検討しました。
★K様事例の詳細(読売新聞朝刊掲載)はこちら
広島市の助成金制度をCHECK
近年、集中豪雨が増加している広島市では、大規模な浸水対策施設の整備と並行し、早期に浸水被害を軽減する策として、防水板(止水板)の設置を市民の方々に推奨し、助成金制度を設けています。
■助成対象:広島市の市街化区域(戸建住宅、マンション、店舗、事務所など)
・過去に浸水被害があった場所
・浸水被害が発生するおそれがある場所
■助成率:費用の1/2
■助成額:上限額50万円
★詳しくはこちら「広島市」ホームページ