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浸水対策ナビ【No.11】

助成金を活用して、今こそ浸水対策

【事例紹介】工場・倉庫・事業所・住宅の防水板設置例

毎年、夏から秋にかけて台風やゲリラ豪雨が発生し、

近年では記録的な大雨による前例のない水害も起きています。

いざというとき、大切な事業や生活を守ってくれるのは、万が一への備えです。

しかし、現実には費用面から後回しになってしまうという声も多く聞かれます。

そこで鈴木シャッターでは、各自治体の助成金制度の利用をご提案しております。

企業・店舗・住宅などに対して、防水板の購入や設置工事費用の一部を助成する制度です。

助成金制度情報は、各自治体のホームページで公開されています。

まずは該当地域で、制度の有無や詳細を確認してみましょう。

ここでは、助成金を使った2つの設置事例をご紹介します。

注)制度の内容は自治体によって異なります。また、補助金・助成金は

必ず支給されるものではなく、条件・予算状況によって支給されない場合があります。

事例1 浸水被害をきっかけに包括的なBCPを策定

東京都三鷹市 部品加工 Y社様 助成額は費用の1/2 上限1,500万円

(2021年実績)

Y社様の本社工場は、ハザードマップの示す浸水レベルが

比較的低い地域に立地していたにも関わらず、

近年の気候の変化で浸水被害を経験しました。

これを機に同社では、特殊な部品製造を担う企業の責任を遂行すべく、

本格的にBCP(事業継続計画)の策定に乗り出しました。

製造機器がある大開口のシャッター前には、最高水準の止水機能を持つアピアシャット

玄関等の出入り口は、頻繁に取り外しができるように、軽量な簡易脱着タイプのオクダケHを採用。

どちらも1mの水位に対応しています。

東京都の助成金制度をCHECK

東京都では、予期せぬ事態に備えた「BCP(事業継続計画)」を策定した中小企業や

小規模企業を対象に、必要な物品や設備の導入にかかる費用の一部を助成しています。

■助成対象:【水害関連】災害水害対策用物品設備

(土嚢、止水板等)の購入・設置

※ハザードマップの提出が必要

■助成率:中小企業者等は助成対象経費の1/2以内

小規模企業者は助成対象経費の2/3以内

■助成額:助成上限額1,500万円(下限額10万円)

事例2 自宅の水害対策で暮らしの安心を確保

広島県広島市 戸建住宅所有 K様 助成額は経費の1/2 上限50万円

(2021年実績)

K様の戸建住宅は、新築当初は水害の心配はなかったものの

近隣の畑の土壌改良後、大雨になると目の前の農業用水から

水があふれるようになり、2019年の豪雨災害時も50cmまで浸水しました。

その後も、頻繁に玄関に水が入るようになったため、

手軽に設置でき、止水性の高い防水板の設置を検討しました。

★K様事例の詳細(読売新聞朝刊掲載)はこちら

20~30㎝まで浸水しましたが、オクダケによって床上浸水を防ぐことができました。

助成制度を活用し、水位を1m対応にし、駐車場にも設置しました。

オクダケの連装タイプ。開口幅7m。

広島市の助成金制度をCHECK

近年、集中豪雨が増加している広島市では、

大規模な浸水対策施設の整備と並行し、早期に浸水被害を軽減する策として、

防水板(止水板)の設置を市民の方々に推奨し、助成金制度を設けています。

■助成対象:広島市の市街化区域(戸建住宅、マンション、店舗、事務所など)

・過去に浸水被害があった場所

・浸水被害が発生するおそれがある場所

■助成率:費用の1/2

■助成額:上限額50万円

★詳しくはこちら「広島市」ホームページ

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配信元:株式会社鈴木シャッター 事業戦略推進部

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