【事例】東京都・品川区 旗の台二丁目町会様
ご協力:品川区荏原第二地域センター管内区政協力委員
旗の台二丁目町会会長 神山 博章 様
<概要>
・導入先:旗の台二丁目町会会館
・所在地:東京都品川区旗の台2丁目7-12
・設置場所:町会会館入口・勝手口など計5カ所
・浸水リスク:2025年9月11日の局地的大雨時に約10cmの床上浸水
・導入製品:アピアガード 簡易脱着式防水板「オクダケ」
防水板を導入したきっかけ
―防水板の導入をご検討された背景を教えてください。
この会館の向かいに公園がありますが、そこはかつて立会川の一部で、現在は暗渠(あんきょ)になっているという場所です。土地がやや低い位置にあるため、2025年9月の豪雨の際、近くの商店街とこの会館が浸水被害に遭いました。
―当時の被害状況はいかがでしたか。
会館では床上10cmほどまで水が上がり、室内のカーテンの裾がびしょ濡れになりました。幸い致命的な損害はありませんでしたが、ここは地域の高齢者の集まりに欠かせない場所であり、役員会や説明会などでも活用されている大切な建物です。今後も皆さんが安心して集まれるように、しっかりとした対策をとる必要がありました。
―防水板による対策を決めた理由は何ですか。
以前の対策といえば土のうでしたが、いざという時の人手がなく運搬面で難しくなっていました。そこで区の地域センターに相談し、いくつかの対策を検討した結果、防水板なら雨が降ってからでも設置しやすく、開口部ごとに効果的に対策できると考えました。あわせて、区役所の防災課から防水板の導入には助成金制度があるとの案内を受けたことが決め手になりました。
また、町会の拠点である会館が率先して防水板を付けることで、商店をはじめ、この地域全体の浸水対策のモデルケースになればという思いもありました。

旗の台二丁目町会会長の神山 博章様
助成金の申請手続きについて
―手続きの進め方はいかがでしたか。
会社はいくつか候補があった中でレスポンスの良かった鈴木シャッターに依頼しました。区の申請書類を受け取った後、現場調査に来てもらい、どこにどのような防水板を設置すればよいか提案を受け、商品を決めて見積もりを出していただきました。その後の申請手続きはそんなに大変ではなかったですね。豪雨シーズンも過ぎていたので特に慌てず流れに沿って進め、2月に工事の完了立会を受け、区に交付手続きをおこなって年度内に助成金を受領しました。
防水板の選び方と決め手
―「オクダケ」を選んだ理由は何ですか。
手軽でありながら、レールにパネルをきちっと密着させる仕様に安心感がありました。また、広い開口部には、サッシの方立ごとにオクダケをそれぞれ付けるという提案も操作性の点で納得ができました。並べたことで結果的にパネル1枚が長くならず、収納場所に困らないことも良かったです。

簡易脱着式防水板「オクダケ」設置の様子

パネルは室外の備品倉庫に保管
防水板の運用について
―防水板はどのように使っていますか。
今のところまだ浸⽔に備えて設置したことはありませんが、パネルは軽く、取り付けも簡単なので、収納場所からパネルを運んでセットするのに2名もいれば十分だろうと考えています。前日から豪⾬の予報が出ていれば、3分割のパネルのうち1 枚だけをはめておき、当日いよいよとなれば2枚目、3枚目を設置するという段取りもイメージしています。
―防水板を設置した感想をお聞かせください。
会館の浸水対策ができて安心したことはもちろん、この取り組みが、地域全体の安全安心と浸水対策の意識の向上につながってほしいと願っています。

【鈴木シャッター担当者より】
自治体の助成金を活用して、地域の防災力を高めましょう
今回は、町会会館という「地域の皆さんが集まる場所」を守るお手伝いをさせていただきました。最近ではご紹介による防水板に関する新たなご相談も寄せられています。内水氾濫への備えは、一つの建物だけでなく、地域全体で対策を進めていくことが重要です。当社では、製品のご提案はもちろん、助成制度の活用も含め、それぞれの地域や施設の状況に応じた対策をサポートしてまいります。
■助成金を利用した防水板の導入事例はこちらもご覧ください。
浸水対策ナビマガジンNo.40へ→
■【2026年最新】防水板(止水板)設置の助成金ガイドはこちらをご覧ください。
浸水対策ナビマガジンNo.38へ→